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Bleeding Heart

好きなことを好きなときに好きなように

eighterに出戻りできないワケ

 

ご無沙汰です。

 

まさか1年ぶりの更新が、お笑いでもヅカでもなくジャニ関連になるとは…。

いやはや、自分の気の移ろいやすさにくらっと来てしまいますが、移り変わりが多い分記録できずに流れてしまったことがたくさんある(下書きの数とんでもなかった)ので、今回ばかりは残しておこうと筆(ではない)を執りました。

 

2018年ぶりにエイトに触れたわけ

 最初で最後のエイトの現場は、大学進学を機に上阪し、やっとFCに入れた丸山担(中高の同級生で今でも仲良し、学生の頃はずっとこの子にエイトのCD・DVDを借りて、私は嵐を貸していた)が浪人中の私に声を掛けてくれた「GR8EST」で、奇しくも6人体制一発目のツアーでした。8月の京セラドーム大阪公演は台風で11月に順延され、入試の書類選考中だった私も何とか大学生になる権利を得て無事に入ることができました。アリーナ中方下手側の小島付近で、嵐とは違ってひとりひとりをじっくり見てくれるメンバー(横村安)に心打たれ、隣の友達のためにやってくれた「パーン!」に便乗することで丸のファンサも浴び、とっても幸せな初現場で、深く思い出に残っています。特に、噛みしめるように客席を見渡すよこの姿が今でも脳裏に焼き付いて離れません。

 そんな中結局エイトから離れる決断をしたのは、「やはり自担のいない6人での活動を見るのは辛い」かららしい。以前の記事を見てびっくりしました。GR8ESTはほんとにセトリも良かったし、自担がいないことで逆にメンバーそれぞれを見られて多幸感に溢れていたので。ただGR8ESTはツアー発表後に脱退・ツアー不参加の話が出たことで選択の余地がなかったようなうっすらとした記憶が…いずれにせよ5人になったときには全くリアルタイムで追っていなかったので、すぐに関ジュ担(恭平・風雅)に移行したような気がします。

   とはいえよくよく思い返せば、あとごじ直後くらいまでのクロニクルと関ジャムは見てたけどね。ほんとそのくらいで。

 5年前に離れた私を引き戻してくれたのが、最新作の「オオカミと彗星」です。マジ名曲だしマジ名盤。貸してくれてた友人は名古屋にいる(もうeighterやってない)ので自力で手に入れるしかなく、3形態全部買っちゃった…これを揃えている8/8-10(ここからまだ1週間しか経っていない)には既に過去のライブ映像を買い漁っていましたが。

 5人になってからは特にシンプルな格好良さに振った楽曲・露出が少なくなっていた印象だったので、今回の大人の余裕がありつつしっかり色気のある曲があまりに良くて振り向いてしまったので、改めてアイドルも「(シングルで)何を歌うか」は大事だなと感じつつ、嵐及びすの(Jr.はもう少し粘ってたかも)と距離を置いて以来4年ぶりにジャニに戻ってきました。

 

5人の関ジャニ∞

 私がエイトから目を背けてきた大きな理由の一つに、やすの病気がありました。はっきりした時系列は覚えていないけれど、すばるの脱退・対処が近い時期にあって、あんなに大好きだったやすばは、相方のいちばん大変な時に分解されてしまうのかという悲しみと、何より、無事に戻ってきてからの再度の怪我と後遺症が心配でたまらなくて。ダイビングももちろん、これまで当たり前にできたことがそうじゃなくなることや今後の健康面の不安に対して私が抱えきれずに目を逸らしてしまった。その不安を抱えたまま、5人という本当に最後の砦を目の前にして私ができることは、頼もしい他のeighterさんに5人を預けることでした。

 あれからあっという間に6年が経っていて、ダンスチューンの「オオカミと彗星」で以前と変わらない様子のやすとどこか達観したメンバーたちを見て安心したことは、5人のエイトを見守っていきたいと思う一因になりました。こちらが心配しすぎていた部分もあって、もちろん病気を経て人生観や身体周りのことで変化は生まれたんだろうけど、聖母で時々毒を吐き、歌ダンス楽器とあまりに多すぎる才能に囲まれたやすはどこにもいっていないし何にも変わっていないんだなと心底ほっとして、やすばの片翼がいればエイトは間違いないなと。

 ただ一方で、5人になったころから年齢的なことも相まって本人たちが必要以上に大人になってしまったのを見ていられないなと感じてしまっていたこともまた大きな理由でした。これは距離を取っていた弊害で、メイキングやドキュメンタリー等を見ていれば変わらぬ本質にも触れることができるけれど、メディアに出てくる範囲しか目に入っていなかったり、同世代の嵐という存在が近くにいなかったりすることが影響していたと思います。ここも、今はすっかり解消されて、まあアラフォーってこんなもんだよなと受け入れつつ、「あのころ」を彷彿とされる何かがあったときにはありがたく浸らせてもらえたらなくらいの軽い気持ちで見られる気がしています。

 

eighterと名乗るからには

 ここからやっと本題ですが、じゃあどうしてあっさりeighterに戻ってFCに入り直しJwebも登録し直さないのか。一言で言えば簡単で、「彼らを見捨てた時期があるのに美味しい蜜だけ吸うなんて許されない」からです。

 減員したときに支える手を放しておきながら、自分に都合がよくなったからっていい思いをするのは「あまりにも傲慢で強欲で醜い」と感じるから。もちろんそんなこと本気で思う人も言ってくる人もいないし、自分ひとりいただけで何かが変わるわけじゃない(現に、最新曲の売り上げは15万枚ちょっとしかない、3枚買うか買わないかでは何も違わない)のですが、本人たちが「これまでずっと支えてきてくれた人」と「初めてライブに来た・触れた人」に向けて語る場面を見ていると、罪の意識から抜け出せません。本人たちにその気がなくて、戻ってきたら歓迎してくれることは楽曲(最新曲に収録の「生きてる僕ら」)からも明らかだけど、いちばん大変な時に相手にしなかった人に今更寄り付かれても、ねぇ。

 先日のロッキンで初めてエイトを見てハマってくれている人が多いというのも、嬉しい反面自分の存在価値のなさを引き立てていて。ヲタクに存在価値なんて端からないんだけども。ついつい求めてしまうものなので。初めて見て興味を持ってYouTubeで動画を見たり円盤を買ってくれたりしてくれている人と自分は180度違っていて、それは「私はエイトのことをある程度は知っている」からに他なりません。上述の通り本人たちは何ら変わっていないので、私は有難い古参でもなければ歓迎される新規でもない、ただの裏切り者なので、「eighter」と自称する勇気も権利(そんなのないのは分かってる)もないのです。

 

彼らは輝きすぎている

 最後に、散々過去映像を集めておきながら今とても悲しい気持ちになっているのは、みんながあまりに美しく存在しとてつもない光を放っているからです。何のために生きているか分からないような私には眩しすぎる。

 1年ちょっと死に物狂いで追って来た推し(大阪よしもと所属の8年目若手芸人。同期に天才ピアニスト・フースーヤ・エルフ・オフローズという知ってる人は知っている早咲きを抱えるも、当人たちはやる気もなければ危機感もないように見受けられ、6月頃からさすがに距離を置いた)を失って次に乗る船を見つけられずさまよっているところに手を差し伸べてくれたエイト(ほぼまるやまさん)には感謝していますが、2週間が限界のようです。

 もちろんすぐ離れるとかではなく、3形態購入特典は見るし、前夜祭も非会員でチケ買いたいなと思っていますが、私が「狂ったように生きがいとする」には忍びない存在なので。幸せでいてくれればいいなと思います。

 

ここ2週間で「狂ったように」買い集めたものたち

 せっかくなので8/17時点で購入完了しているものまで書き出しておきます。

 私が現実逃避のためにいかに散財したかがよくわかる。

ライブ映像

・18祭DOMELIVE(初回限定盤B)

・18祭STADIUMLIVE(初回限定盤A)

・8BEAT(初回限定盤/完全生産限定盤)

・十五祭(初回限定盤/通常盤)

・GR8EST

関ジャニ'sエイターテインメント(初回限定盤)

・真夏の俺らは罪なやつ

関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!(初回限定盤)

・お前のハートをつかんだる!!

関ジャニズム

・十祭

・JUKEBOX

・FIGHT

・8UPPERS

・カウコン2010-11

・PUZZLE(A盤/B盤)

Heat up!

Spirits!!

・Excite!!

アルバム

・8BEAT(完全生産限定盤/初回限定盤)

関ジャニ∞の元気が出るCD!!(初回限定盤A/初回限定盤B)

・8UPPERS(初回限定Special盤)

シングル

・オオカミと彗星(夏盤/FES盤/通常盤)*

・未完成(春盤/キャンジャニ盤)

喝采(初回限定盤)

・ひとりにしないよ(初回限定盤B)

・Re:LIVE(期間限定盤B)

・友よ(セブンイレブン盤)

※「友よ」「ここに」「crystal」の通常盤は購入後すぐに手放しました。それ以外の通常盤はTSUTAYAでレンタルしましたが、「クリームシチュー」が綺麗に拾えていなかったので対応検討中です。

グッズ

・ちびぬい(丸子)

・CIRCLEポーチ(丸山)

・ちびぬい(47・丸山)

・anan(2021/6/9)

*:新品(正規価格)で購入したもの

 

最後に

 グッズの購入履歴を見てもらったらわかるように、完全に「丸山担」のムーブ。私なんかが応援していい人たちじゃないなとなるまでは、やっぱ一番好きな人は必要だなと思っていて。やすばが大好きな渋谷担のころから次に好きなのはまるちゃんだったし、恭平担と言いつつ長尾謙杜がいちばん好きで、風雅担と言いつつこたちゃんがいちばん好きなのと同じです。すばるのカリスマ性には惚れこんでいたけど、アイドルとして好きなのはずっとまるちゃんなんだと思います。

 正直なところ女っ気がない(深くは知らん)とか、愛すべきダメダメな面もある人間らしさみたいなとこに安心感を覚えているのも事実ですが、歌ダンススタイル等々アイドルとしてのスキルも好きで、買い集めたものがマルチアングルの入っているBlu-rayばかりなのは、すべて丸山さんを見るためです。丸子に対して「同族嫌悪」とか言っちゃうところも大好き。

 でもね、茶髪パーマに重め前髪が好きすぎて、デコ出しすぎてるときとかを丸っと愛せなくて(もちろん好きなんだけど、これじゃないと思ってしまう)。そんなやつ丸担にはふさわしくないわけですよ。妻ならいつでも信じてついてかなきゃね。

 

 

というわけで、eighterとも丸山担とも自称できない曖昧な人間が生み出されてしまいました。

今日はめっちゃ鬱なので日が変われば「やっぱりFC入る」だのなんだの言っているかもしれませんが、生暖かい目で見守っていただけますと幸いです。

 

ほんとは嵐とエイトの類似点・相違点を書きたいんですが、とりあえずこの感情を吐き出してしまわないと自分の身が保たないと思ったので急遽殴り書きしました。

 

ここまで見てくれたやさしい貴方は私を引き摺り戻した名曲を見ていってください。

youtu.be

 

 

 

ではまた。

 

 

 

ABCお笑いグランプリを終えて

 

こんにちは。

 

『感情のないあっきー』の感想をあげるはずだったのですが、好評につきいろんなところでいろんな人の好評を目にしてお腹いっぱいになったこともあり取りやめにしました。言葉を選ばずにいうと私は『カウ野リャウ祐』の方が好きだったので。推しが出てるかどうかと作品の好みはあまり関係ないのだなとしみじみ感じました。

 

さて。

今日は2週間前に無事開催されたABCについて書きます。が、各出演者の感想とかはやりません。他事務所や東京拠点の方が多くよく知らないというのもありますし、この大会の本質はそこではない気がしていて。

 

優勝はカベポスター、文句なし!圧巻の勝ちっぷりだったと思います。大声大会見すぎて今年の単独でできていたこと忘れてた…ネタの強さみたいなことが素人目にはなかなかわからないのですが、M-1で使いたかったという話を聞くと、逆にここまでのを作らないとやはりいけないのかと思ってみたりもしています。私は永見さんを信頼しているので、Mの季節までにはもう1本、2本作ってくれると期待してむしろ楽しみに待ちます。

 

今回の大会で論じるべきことは決勝ではなく最終予選にありまして。もちろん最終予選前の手見せ(なのかな)結果についてもうーん、と思ったりはしますが、最終予選はあんまりだと。

情報をそこそこ入れている人であれば、一ウケが20世紀、ニウケがフミ(と天ピ)であるというのは皆知ってることなのかなと思いますが(今回はもう出場権のない先輩たちが複数言及してるのも見かけたので)、どちらも選外。

賞レースといってもテレビ番組である以上、話題性や視聴率を取りに走ることは正義であり悪とは言いません。審査にも様々ありますし、ウケが全てとも言えません。それでも、劇場中で話題になるほどの笑いが起きたラストイヤー組と、内々とはいえ結果も残していて(翔GP、東西グランプリ等)、強い期(有名な同期が複数いる)から現れた新星を通さない理由が今でも理解できず、ふとしたときに悔しい気持ちでしんみりしています。贔屓目あるけどね。

ABCは東京や他事務所が強く、コントやピンもある程度取る分、(大阪)よしもとに漫才が求められがちなのは分からないでもないですが、あれだけウケて落ちてしまうと、この先の36期以下に変な絶望を与えてしまいそうです…M-1などはある程度受けたら上がっているイメージなのですが。同じ局でも違いがあるのは全国区かどうか、なのでしょうか。

 

正直傍から見ると文句でしかないですし、終わった今何を言っても事実が変わるわけではないのですが、この先どちらにもKOCが待っているわけで…もちろんフミには来年のABCを期待していますし、どちらも将来的にあのABCの結果はなかったよなー!と笑い飛ばせるくらい売れてもらえればそれでいい。

ただ、番組中笑いながらも苦虫を噛み潰したような気持ちになってしまった自分を忘れないために残しておきます。

 

f:id:crescent_poco:20220722102948j:image

(ついつい優勝会見で2組の仇をとったかのような発言をしてしまった浜田さん)

 

 

来年こそ笑えますように!

今年も秋〜冬笑いたいよ!

 

 

 

 

 

 

 

最近は専らNoteが流行っていますが、どこまでも逆行してはてブロにしがみつきます(笑)

 

次はKOC準決勝の感想ででもお会いできると嬉しいです(^^)

では。

 

『チュウニズム第九幕~快刀乱麻(ぶったぎ)る、大人達~』雑感

 

ご無沙汰してます。

 

前回、劇団イロモンスターの旗揚げ公演の感想(熱量凄すぎて読み返すと自分でも若干引いてる)を長々と書いたのですが、ちょいちょい見ていただけている?ようで嬉しいです。そのイロモンスターも次回公演『感情のないあっきー』が週明け月曜日に迫っている(楽しみすぎる!!!)のですが、その前に、ジュリエッタ藤本さんが主催されているチュウニズムの最新公演が上演されたので、その感想を。

公演自体は初めて拝見した(しかも配信)のですが、過去の公演のOPVを藤本さんがアップしてくれているので、公演のない間にその世界観の虜になり、今回も発表されてから心待ちにしていました。劇場特典のステッカー(すももさん@sunomomo_00 作で、私が全OPVの中で1番好きな集合絵柄)もめちゃくちゃ素敵で、本当は会場にお邪魔したかったのですが、それは次の第10回記念公演に取っておきます。笑

 

配信トラブルのせいかおかげか、配信期間が延びているので、まずはこちらからぜひ!

チュウニズム第九幕〜快刀乱麻(ぶったぎ)る、大人達〜(5/25 21:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

 

ひとまず今回の役柄から。

*キャスト(敬称略)*

OPVでの紹介順に準じていますが、役名は文字に起こされているわけではないので信憑性は低めです(カッコ内の数字はあくまで補足のNSC期+年齢)

OPVは早速YouTubeで公開されているのでいつでも見られるのですが、せっかくなので恒例の決め台詞も添えておきます(^^)

記憶のない侍(泰雅) 原田泰雅(ビスケットブラザーズ)(33)(1991)

「斬るときに力を込めるんじゃねぇ、抜くときに心を込めるんだ」

お菊         藤本聖ジュリエッタ)(27)(1984

「あたしの刀じゃ人は斬れない、その代わり、心を抉るよ」

太郎         木﨑太郎(祇園)(28)(1985)

「何度も言わせんなよ、立ってこれだよ」

兎          兎(ロングコートダディ)(31)(1988)

「食っても食っても膨れねぇ腹、てめぇで満たしてくれや」

九十九        九条ジョー(コウテイ)(35)(1993)

「酒には華が欲しくなる、お嬢ちゃん、一杯どうだい」

夜叉丸        木本悠斗(20世紀)(35)(1993)

「どこに話しかけてる?それは俺の残像だ」

蝙蝠         かんざき(てんしとあくま)(24)※1(非公開)

「暗くて怖いか?ようこそ俺の庭へ」

清友小十郎      清友(ニゲルべ)(33)(1989)

「国を守るため人を斬る、日の本はこれで良いのだろうか」

不知火        野村尚平(令和喜多みな実)(30)(1988)

「いつだって勝てば正義で、負けた途端に、悪なんだよ」

雅          酒井孝太(若葉のころ)(29)※2(1983)

「ずるいお姉さんは、好きですか」

(役なし)      津田康平(マルセイユ)(30)(1988)

「今夜、歴史を動かそうぜ」

紅          中谷(マユリカ)(33)(1989)

「うわぁ~、どっちかが死ぬまで、デートせぇへん?」

阪本天元       阪本(マユリカ)(33)(1989)

「斬ったものの怨念は、儂と、この刀で背負っていく」

チュウニズム第九幕OPV - YouTube

今回は江戸時代が舞台の時代物!なんてたってセリフがたまらんよねぇ…皆声も抜群に良くて。抜刀シーンもそれぞれ違った風味があって最高。

劇中に登場しそうなセリフの人から、全然関係なく厨二感のみな人もいてそれもまた一興。

巡り巡ってハマるきっかけになった第七幕が余計に見たくなるという若干の弊害が発生(参考までにそれも貼っておきます)チュウニズム第七幕OPV - YouTube

※1:コンビとしては恐らく29期

※2:コンビとしては33期(のはず)

 

*寸劇(というには豪華すぎるが)をさらっと

※場面は私が適当にタイトルを付けています

▷道端にて

清友さんのおっしゃってたチュウニズムお馴染みの雑魚三人衆はここのみ。冒頭から早速どんでん返しがあって、芝居として面白すぎる。

▷茶屋

九条さん出トチリへの、藤本さん&木﨑さんの機転がさすがすぎた。中谷さん登場に沸く客席、この前のLINELIVE配信(女性キャラ芸人)は伏線だったんじゃ…っていう。格好は女性に寄せずあくまで声だけでいくストロングスタイル。セリフがなくても主役としてその場に佇んでいられる原田さんも強い。

寸劇としてはここがメインで山場という感じ。照明も音楽も良くて、至る所でいろんな人がマンゲキのスタッフさんの優秀さに言及してるのを聞くけど本当にそうなんだと思う。

▷道端にて-風の音-

もうひとりのシークレットゲスト、阪本さんの漫才出番さながらのスピードでの登場に大歓声の客席。江戸藩主なのに何とも関西弁チックな台詞回しも微笑ましい…(阪本さんに激甘)小十郎の仇を討ったところに、中の人たちの同期愛を見たようで勝手にほろりときてました。そのあとのコーナーも、藤本さんと木﨑さんに斬りつけられて、悲鳴をあげて津田さんに助けを求めながらふたりで抱き合ってるの見てにっこりしてしまった(笑)

 

一件落着…??

ここから九条さん九十九さんの語りでOPV→コーナーへ

 

*コーナー*

藤本さん何度もおっしゃっていますが、「チュウニズムはコーナーライブ」なので!

さらっと紹介しつつ、「プレーンな津田さん」「戦国時代のいじめを受けた九条さん」「1行しかないセリフを華麗に飛ばすも何とか思い出す阪本さん」の豪華3本立て。

 

▷刹那の見斬り

負けた人は厨二病っぽい捨て台詞を吐きつつ倒れる罰ゲーム

第一試合:兎vsかんざき(パプリカ)

細おじさんを舐め切っている兎さん(と以下出演者全員)

第二試合:木本vs清友(サグラダ・ファミリア

襷を鎖骨バンドで代用する涙ぐましい工夫…個人的にはよく似てるなぁという私得な対決!からのおろろ~(笑)

第三試合:九条vs木﨑(藤本さんのフルネーム)(ふじもとたかし)

厨二導入が上手すぎる九条さんと、よわよわ(吉本新喜劇)な木﨑さん。そりゃお菊ちゃんも抱きつきたくなるよという結果…身長差すごかったよ、、

第四試合:中谷vs阪本(兎さんの本名)(高橋翔太)

マユリカ対決!嬉しさのあまり阪本さんを抱き寄せる兎さん、しどろもどろになる中谷さん、今でも高橋君と呼ぶ津田さん、すべて最高

第五試合:原田vs野村(地図を見て島根)

鳥取と悩む問題なのに全然答えないし、結局二人とも罰ゲームやりたかったんかい、という(笑)

第六試合:藤本vs酒井(ゆうへいさん)

女性対決!ここで酒井さんがぶっこんだことにより、怒涛の下ネタ祭りが始まる漫才劇場。酒井→清友→木﨑→九条→原田→藤本と流れるように出たのに対してはプロだなぁと思うし、ここで出る人出ない人の違いを見るのも面白くて興味深い(笑)若手が大人しくしてる感じかわいい。津田さんのツッコミが冴えわたってるし、酒井さんの「津田じゃ濡れない」締めからの新喜劇ノリもあわせて最高でした◎

 

▷大立ち回り紙風船斬り

青(6):野村、兎、阪本、清友、九条、木本

緑(4):藤本、木崎、原田、中谷

赤(2):かんざき、酒井

酒井さん「最悪やーーー!!!!!」(笑)

津田さん「舞台でやるやつですかこれ」の、おじさんがバタバタする様子を見る穏やか空間。緑チームに風船落とす青チームの下手側(阪本・清友・野村)がイナバ物置(cv.kento fukaya風の藤本さん)となりのトトロやってるの可愛すぎか。

紙風船を都度拾うんだけど、先輩後輩とかではなくて人間性が出る感じもして、下ネタの時間みたいに人柄?を目の当たりにする面白さがあるなと。はじめのくじを引くときも、すっと下がって後から引いてる木﨑さんと九条さんはイメージに違わないさすがのふるまいでした。

 

*エンディング~エピローグ

忙しい中稽古に出てくれたみんなを労いつつ、オープニングで触れられなかった人たちへの配慮も忘れない藤本さん、当然だけどさすがの一言に尽きる。

江戸城(?)

お菊に記憶を消させてなかった天元さん=ここはちゃんとできた阪本さん

▷茶屋-決戦-

妖刀を狙っている革命隊の親玉判明。本当のクライマックス。野村さんあっての九条さんという感じがして、チュウニズムメンバーのバランスの良さが身に沁みる。

▷茶屋-その後-

「なんか普通に治った」の一言で爆笑をかっさらう原田さん最高。演じ分けがどちらもしっくりくる九条さんもすごいし、九十九を殺さない脚本が好き。

木﨑さんと兎さんのごっつぁんゴールの件面白すぎて、しっかり脇固めてる~とこれまた最高でした。

 

*出演者別感想*

見返したらなんとイロモンスターでもやってなかった演者別の感想も少しだけ。

・藤本さん

ほんとに才能の塊だと思う。それぞれの芸風を活かしつつ新しい面もたくさん引き出してくれて、宝よ…前日(もはや当日)の夜中にOPV今から編集するっていうの聞いて慄いたけどしっかり間に合わせてるし。心身ともに穏やかな時期が少しでも早く訪れるといいな。

・かんざきさん

ヒャッハー!…これでは終わりません(笑)藤本さんもおっしゃってたけど、これだけ後輩たちがのびのびできるその存在は大きいんだろうなと。かんざきさんも唯一無二の魅力的な声色使いな気がして次はどんなお役か楽しみです。

・木﨑さん

祇園さんへのイメージもここ数年でちょっと変わったりしてるんだけど、それに対応する形で木﨑さんも超万能な人なんだと痛感する日々が続いてる。レンタル木﨑も相当面白かったので。台本で決まっているところはもちろんビッタビタに合わせてきたうえで、あらゆるハプニング・アドリブへの対応が天才すぎました。

・酒井さん

女性役が本当にお似合いで。酒井さんがいるから藤本さんの女性役も際立つ気がする。人の醜さが見える芝居をしつつ笑いも取る高等技術。キラーワードの「濡れるー!!」ももちろん良いけど、コーナーで引き金になった素のトーンの「みんな今日濡れた?」が最高に面白かった(笑)コンビとしての益々のご活躍も楽しみ!!

・野村さん

劇団主宰してるだけあるなという堂々たる引き締めっぷり。藤本さんのnoteで本番だけ酒井さん演じる雅に目を合わせにいってたと知って、そりゃ濡れるわなぁと(笑)出るとこしっかり出てかっさらっていくのはどの舞台でも変わらないそのスタイルには惚れ惚れせざるを得ません。

・津田さん

河井さんに似てるというお話をよく聞くけど、本当にMCとしてのスキル的にそっくりなんじゃないかと。ノータイムかつ的確な仕切り・ツッコミ。30期は回せる人がたくさんいて豊作なんだなあと実感しました。個人的には「孝太さん」「太郎さん」「ジョー」等々普段なかなか聞けない呼び方をしてくれてるのも有難かったです。笑

・兎さん

うさちゃんほんとに魅力的。どこにどう存在してても、兎さんがいるその場が輝くし笑いが起きる。主人公属性があまりに高いのに、本当の主役をくったり殺したりするわけではない天性の才能。こりゃ引っ張りだこだよなと。紙風船の回収のテキパキさとかにまだ知らない一面を感じたりもして、うさたんの沼は深い。

・原田さん

主役の重責で手が震えてたとおっしゃってたけど、そんなの微塵も感じさせない堂々たる主役っぷり。怪演も似合うのに、というカメレオンっぷりがさすがのビスブラクオリティ。調べてびっくりしたけど33期だと若めなのね…

・清友さん

藤本さんが何度も「OPVの一言を1回も外したことがない」と言っているように、声もいいしまさにMr.チュウニズムという感じ。まだご本人がどんな人か掴めてない節があるけど、殺陣のエピソードに見る分には真面目さんなんだろうし、コンビ揃って出る『感情のないあっきー』でどんな一面が見られるのかめちゃくちゃ楽しみでもあります。

・中谷さん

the idol見てても痛いほど感じてたけど、本当に器用。コケコッコーにもいたんだし当然だけど、イロモンスターに続いてチュウニズムでもこれだけやってたら、また野村さんにいろいろ言われるよ…(笑)私は中谷さんのバク転が大好きなので、それを見られたのも嬉しかったなー。

・阪本さん

シゲカズさんには文句ばかりらしいけど、今回はそんな悪態をつく素振りが全くなかったので、いい意味でシゲカズさんとは仲良しなんだろうなと。『感情のないあっきー』に出ないのあまりに残念だったので、今回チュウニズムに出てくれたの有難い…セリフも決まってるし芝居できないことないと思う(相方の器用さに隠れてるけど阪本さんも相当器用)から、また機会がありますように。

・九条さん

第七?幕の時に九条さんから声掛けがあったと藤本さんがおっしゃっていて、コウテイは二人とも本当に素晴らしい後輩(先輩も)ができる人たちだと思っているのは外れていないんだなと。髪色変えてたのも似合いすぎてたし、コーナーでの出方も上手だし、まさにカリスマ、というのを感じさせる立ち居振る舞いでした。

・木本さん

爽やかさの中にある狂気が見られる寸劇、ヤバさの中にある愛嬌が見られるコーナーと、チュウニズムではその魅力が存分に引き出されてる印象。紙風船の前に津田さんにちょっかいかけて、上手いこといかなかったにも関わらずその後の「うー><」で「可愛いなめちゃくちゃ」となるのがすごいし津田さんはちょろい。

 

イロモンスターにも出てる人、イロモンスターには出てない人(相方が出てる)と、厨二病という括りひとつとってもいろんなアプローチがあるんだろうなぁとこれまた興味深く見てました。役者芸人だと思っているので、こういうのは本当に面白いしいくらでも見たいです。今年中に次回公演見られますように…

 

公式(藤本さん)の感想や裏話はこちらから。

note.com

 

お芝居をやるやらないに関わらず、公演の最後に演者が客席に頭を下げる瞬間が本当に大好きで胸いっぱいになるんだけど、今回も緞帳が閉じて終わったので、久々にどっぷり浸かって帰ってきた感覚だったなぁ。これだからエンタメ見るの止められない。

シゲカズさんもkentoさんもおっしゃっていますが、あくまで「お笑い」という土台のもとにいろいろな試みに挑戦してくれるのは本当に嬉しい。

配信伸びれば第10回に繋がると思うので何卒!6/1のお昼まで買えて、21時まで見られます◎

チュウニズム第九幕〜快刀乱麻(ぶったぎ)る、大人達〜(5/25 21:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

 

次は、劇団イロモンスター第2回お芝居公演『感情のないあっきー』でお会いしましょう(あんた見る側や)

推しが一人でもいると失神するかもしれないとシゲカズさんがおっしゃっていましたが、私は軽く5.6人いるので卒倒どころでは済まないかもしれないと覚悟しつつも、傑作すぎた『カウ野リャウ祐』を超えてくるか楽しみだなぁと、ハードルを最大限まで上げて臨みます…!笑

 

 

 

P.S. 藤本さんへ

ここのところコンビについていろいろとご苦労なさっていると思います

私はジュリエッタさんが寄席にいれば喜び、ゲーム実況の谷口さんとのコンビが大好きで、チュウニズムを楽しみにしている程度の存在ですが、おふたりにしか創れない世界をぜひ大切にしてもらえればと、本当に陰ながら応援しています

 

『カウ野リャウ祐』雑感。

どうも。

あけましておめでとうございます(今年も激遅)

久々の投稿と思いきや、なんと更に久々のお笑い関連です。昨年末のM-1が素晴らしい大会過ぎてゆっくりとお笑い沼に帰ってきました。

 

1/27(木)の21:00からよしもと漫才劇場で上演された、シゲカズですpresents劇団イロモンスター今度こそガチで第一回旗揚げ公演「カウ野リャウ祐」を配信で拝見しました。

配信期間も無事に延びて2周目を終えたところで、これは感想を残しておきたいなと思って備忘録残すことにしました。2/2現在、本編3周とマンゲキのLINELIVEで配信されたアフタートークを踏まえた諸々をつらつらと。

 

基本とりあえず先に見て!

配信こちらから!!

シゲカズですpresents劇団イロモンスター今度こそガチで第一回旗揚げ公演「カウ野リャウ祐」(1/27 21:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

アフタートークも今(2/2)はアーカイブ残ってるようなのでぜひー!

live.line.me

配信期間が終了したので、シゲカズさんが総まとめnoteをUPしてくれました~!読み応え満載で一見の価値ありです◎

note.com

 

私観だらけで、公式と解釈が違うところは多々あるでしょうがまあ凡人なのでお許しを。以下ネタバレ有りですが、極力これを読んでも本編を楽しめるよう善処してます。

スマホだと見づらいところもありますすみませんー。

 

*キャスト(敬称略)*

基本的にエンドロールに準じていますが、阪本さんは雰囲気で紛れ込ませているので、実際の順番は配信をご覧ください(笑)(カッコ内の数字はあくまで補足のNSC期)

ピゲカズです    シゲカズです(31)

河野        河野良祐(令和喜多みな実)(30)

パカ橋       兎(ロングコートダディ)(31)

松チマ       つーこ(ニゲルベ)(32)

シャカ本      阪本(マユリカ)(33)

滝定        秋定遼太郎(滝音)(33)

バツ永       松永圭輔(スナフキンズ)(34)

キモ田       下田真生(コウテイ)(35)

リカ谷ピュー子   中谷(マユリカ)(33)※1

ニュマ田      浜田順平(カベポスター)(36)

ガ中オープニング  田中ショータイムフースーヤ)(38)

カニ口オッサム   谷口理フースーヤ)(38)

メロ        まろ(さんびきのぱんだ)(42)

カブ木       久富木楓華(客演)

呪いが解けたメロ  辻杏菜(客演)※2

ディ前       堂前透(ロングコートダディ)(31)

なんと1番先輩が30期の河野さんというまだまだフレッシュな布陣で、(今回の出演者は元々ほぼ知っているとはいえ)マンゲキってまだまだ面白い人たちたくさんいるんだろうなぁとシンプルに今後が楽しみになった。

※1:熊元プロレス(紅しょうが)(35)の代役。稽古引継ぎ時は双方とも自宅待機中で、中谷さんが復帰したのは本番前日。超人。熊プロさんの役名が分からずじまいなのだけ残念

※2:現役高校生の辻ちゃんは見取り図ファンだそう、うん私も好き(とうの昔にJKではない)

 

▷アウ阪市役所

物語は河野がアウ阪市役所に赴任してくるところから始まる。地域呪い相談課、1番の窓口が河野で2番が松チマさんなのかな。番号札101のリカ谷さんはまず出オチが過ぎる。登場時はまだわかってないけど、見返すとこの時すでに「しつれい」「はい」と礼儀正しいガ中&カニ口。河野の誰か助けてー!に対しても「はい」と言って出てきてくれるから本当に優しい奴等だし、こういう細かい設定とかにあてがきがきちんと反映されてるのとても良いなと。最初の捌け時もしっかり理由があるのでぜひ見て確かめてください(ヒント:お○○○)。普段の登場さながらのスピードで飛び出してくるシャカ本さん出オチその2でマユリカの爆発力に恐れ入る。地味にツボなのは、登場してから喋る(立ってる)とき以外ずーっと机に向かってペンを走らせるニュマ田さん。そんなに記入するスペースないって!と突っ込ませていただいておりました…笑

 

~オープニング~

スクリーンにポスターに使ってた(たぶん)画像たちが出て、録音してるそれぞれを印象付けるフレーズをバックに本人たちがワンポーズ。最後まで見たらそれぞれのセリフに意味があって面白い。以下紹介順(たぶんキャスト紹介と一緒)です。

※音声聞き取っただけなのでもちろん台本とかと表記は違うと思いますー。

シゲカズ     めっちゃ青いねぇ

河野       河野良祐や!!

兎        いいのー!?!?

つーこ      そらしんどいやろ

阪本       シャカ本

秋定       あっそ

松永       ハハハハハハハ…

下田       ターイーセーイ

中谷       死ねーー!!!

下田                         ターイーセーイ

浜田       どうしたら、ええねん

下田                         ターイーセーイ

谷口       アイムゴーイングマイウェイ

田中       命を懸けて組体操

下田                         ターイーセーイ

下田                         ターイーセーイ

久富木      こちらへどうぞ

辻        なんかごめんなさい

下田          ターイーセーイ(辻ちゃんの背後から登場)

まろ       おかえりって、言ってください

下田                          ターイーセーイ

下田                          ターイーセーイ

下田                          ターイーセーイ

下田                          ターイーセーイ

兎と阪本     うさちゃんなんでこんなとこおるん/黙れ

堂前       おかえり(^^)

 

▷解呪セミナー

マスクをつけて罹らないようにしてもついなってしまう呪い。急遽マスクのまま舞台上に立たなきゃいけなくなって567とうまーく対応させてるシゲカズさんの機転も随所に見られるのも見所。バツ永さんによる他己紹介での「シャカ本、黒子」が阪本さん唯一のセリフなのでお聞き逃しないように!(笑)ついに呪いを解く方法が分かったってガイドラインをフリップで説明するんだけど、喋らないから唯一マスクを外すことを許されたパカ橋さんの表情が極上で、「何?/呪いといて」のところでピゲカズさん(というかシゲカズさん)が思わず吹き出しているところにパカ橋さんの中の人の真骨頂を見た。ボケとツッコミじゃなくてリアクションと引率のリアクション担当なだけある。説明後なぜかひとり深々とお辞儀する府知事と「(滝定様をペタペタ触る)…おるように感じます」のリカ谷さんもぜひ。シゲカズさんがおっしゃっていた右脚でキモ田さんの右脚をしれっと踏んで登場するディ前さんもここです。メロちゃんと寝るときに背中トントンするのめっちゃ包容力って感じ(語彙力)でそれもまた良い。ニュマ田さんのセリフ量も地味に凄いので必見。そして総意で見所と称賛されていたフースーヤのいちばんの見せ場は間違いなくここ。どうやら本番は最後の最後で間違えたらしい(それも五十音で最も完成度の低い(らしい)「み」)けど、その後の河野の被せで吹っ飛ぶので私は3回見ても気付いてないです(笑)河野「~~お休みくださいねー!」の言い方が完全にCV.おいでやす小田だったんだけど、シゲカズさんの演出かしら。。

 

▷エセ神宮

河野:地質調査、リカ谷:ペット(めろちゃん?ぺろちゃん?)探し、ニュマ田withメロ:姥捨て山、ピゲカズ・松チマ&ガ中・カニ口:Amezon(狛犬)、パカ橋:オーライ!でそれぞれ侵入に成功、そして道中獣に襲われるキモ田&シャカ本

 

▷滝定様

「どうも~こんにちは~滝定でーす」www ここはもう滝定様の独壇場。捌け際の「ひとり死んだらあと全員助かるがな!もうええわ!ありがとうございました」に会場大爆笑(もちろん私も何回見ても大爆笑)で、一ウケだったのでは…その直前噛んだことを忘れさせる面白さ!暗転に向けての「生贄…?」3連発もさすがの伝統芸。

 

▷恋模様

突如始まるコーナー。いつものBGMとともに「さあ始まりました、バツ永の告白!MCの河野ですお願いします~」と登場する河野さんはまさに水を得た魚。お正月の#ナンカゲでいろんなタイトルコール聞いたから全然違和感ない(笑)きちんと「河野」と別人格だと説明してくれるのでしっかりコーナー楽しめます。「ラブアピールチャレンジ」と「大乱闘スマッシュボーイズ」どちらも普段よりいくつかギア上げた河野さんの天才的なMCが見られる…!ここのディ前さんはあくまで想像上だしあくまでプレイヤーだけど、その操作には完全に中の人の作為がw 軽くてすぐ持ち上がる滝定&カニ口と微動だにしないパカ橋さんの対比をお楽しみください(笑)ハイライトはプレイヤーに翻弄される黒子。堂前(タオル)×(ジンジャエール)阪本が好きな人は絶対見て。

 

▷空から降る一つの星

当初自分のところをつーこさんにやらせるつもりだったのに断られたシゲカズさん…。今回の作品、ひいては劇団を引っ張るおふたりの名シーン(?)。ここでも登場する黒子×2。地球シャカ本とピキュウキモ田がしっかり気まずそうなの設定を忠実に守ってて好き。「ピキュウが異文化交流を恥ずかしがって呪いを掛けている」仮説爆誕の一部始終をぜひ。アフトでアドリブをぶっこまれていたと判明した流れ星×2のドタバタ奮闘劇もおすすめ(きちんと舞台上で仕返しされてそれに完璧なアドリブで応える河野。よっ!看板俳優!)

 

▷生贄

ここはリカ谷さんの独壇場!(そしてまたも大活躍の黒子ブラザーズ)まっすぐ前を向いてまっすぐ右手を上げるリカ谷さん、「ハズレ~ハズレ~はい当たり。すぐ天からお迎え来るから。ほな!」後のリカ谷さん…しっかり相方の左腕つねるシャカ本さんもいます。アフトではこの場面を幻の熊プロ版で。中谷さん用にセリフも少し書き換わってたり、やっぱり演者が違うとこうも違うのか!という新鮮さが感じられたり、どちらも最&高。

 

▷お家へ帰ろう

やっぱりしょぼんとなってるニュマ田さん。でも隣には支えてくれる人がいて…?詳しくは配信をチェック。みんな呪いが解けているので課長のズボンの丈はぴったりだし、想像上のリカ谷さんは数珠してる。舞台上でも稽古でも裏でも振り回されたであろうキモ田→シャカ本の下剋上?も!そして喫茶店で掃除のために細長い棒を出したディ前さんの前に現れる人影、、聞きたくて仕方なかったあの言葉が聞けつつも、謎を残したまま物語は終幕します。左右から閉じられる緞帳×黙々と机を吹くディ前さん×亜麻色の髪の乙女はあまりに良すぎる…クラシックの知識がなさ過ぎてよく聞くあの曲がドビュッシーと突き止めるまでに10分くらいかかったけども。

 

ここまでで既に3800字。つい何日か前までひーひー言ってたレポートたちが1本仕上がっている量です…アフト見てそのまま2時間書き続けてここまで来たけど。それほどまでに味わい深いスルメ作品だったなー。シゲカズさんのホンに魅力が詰まっているからか、出演者全員を応援したくなるあっという間の1時間。ピンチヒッター中谷さんのいるコケコッコーも見たくなったな。みんなを愛せる素晴らしい物語でした!

 

ツッコミなんて気持ちの悪いくそみたいな…と言わされる河野さん、秋定さんにしか出せないあの絶妙な空気感、表情でもセリフ回しでも輝けるだろう阪本さん下田さんに動きだけで魅せさせる贅沢な配役…森崎さんが書いて演出するTEAM NACS作品がそうであるように、イロモンスターもまたそういう作品を数多く生み出していくのだろうなと。

 

明日で配信が終わってしまうのは残念だけど、永遠に流れていると手元のヅカプログラムを片手に出番表(第1場 アウ阪市役所/あらすじ/出演…みたいな)を作ってルサンクみたく文字起こししかねないので助かります(笑)

 

(メモ取りながらアフトを見たのは私だけではなかろうか。笑)

(もちろん本編もメモ片手に見返してます)

 

余談ですが、アフトで言い合いしてるときに熊プロさんの頭をはたく中谷さんの手つきが優しすぎて初めてときめいたかもしれない…!あれはもう撫でてた、、(笑)

 

セリフを増やすと舌打ちするし、稽古は1日だけにしてくれという阪本さんを抱えるシゲカズさんは大変そうですが、次回作はぜひ阪本さんメインで!今より忙しくなってロングさんみたく特別出演のようになる前に見てみたいです(^^)

 

最後にもう1回宣伝。

購入は2/3(木)12:00まで、視聴は2/3(木)21:00までで、なんと破格の1200円!

最初で最後の旗揚げ公演をぜひ~

シゲカズですpresents劇団イロモンスター今度こそガチで第一回旗揚げ公演「カウ野リャウ祐」(1/27 21:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな私が劇団イロモンスターで応援しているのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浜田さんです

あの棒読み地味に難しそう…

本編踏まえて宣伝動画見るとなお楽しいよ!笑

 

 

このまま体調に異変なく戻って来られますように!!

 

 

皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。

健康第一!

 

では。

 

2/4追記

シゲカズさんがあげてくれた後日譚は、ニュマ田さんがニャガ見という謎の男と浮気しているというコーナーの始まりで幕を閉じました…私得すぎか。上にリンク貼ってあるのでそれだけでもぜひ。

人事考察 2021番外編2

番外編は一度きりだから許されるのでは…?(笑)

今回は宙組さんだけなので短いです。

集合日までにあげたくて。

夢千鳥見てもしかして…と思ったから残します。

 

1.真風さんの任期とキキちゃんの去就

HSHの話になりますがまかかのとってもよかったね?想像以上でした。真風さんは専科異動もあるかもと言っていましたがこのコンビたくさん見たいなぁと思ってしまいます。

ただやっぱり気になるのはキキちゃん。もうこうなったらゆりかちんと添い遂げか?と思ってしまうほどです、どうなるんでしょう…(今回はここへの解はありません、笑)

そしてずんちゃん以下の皆々様。他の組と比べて時間がゆーっくり流れているのがすべていい方向へ向くことを祈っています。

 

2.ホームズ/デリシューの退団者

本題はここです。

夢千鳥のフィナーレの長さ、原田先生の振付、真っ白な衣装でのまさにトップコンビかのような(ただ別箱で組んでデュエットダンスをしたのとはちょっと違うような)演出に、まさか次作でそらじゅり添い遂げか?となったわけでして。つまりバウ主演は組替えの予兆ではなく餞別だった、と。

そらくんは男役としてももちろん素敵ですが、もっと大きい舞台で、もっともっと輝けるとも思うわけです。正直96期じゃなかったら…私はきわちゃんのトップ就任は男役トップは出さないよという最後に刺した釘だと考えているので、3番手止まりとかだと飼い殺しにも思えてしまうわけです。まさかそんなことないはずですが。

他組を見ていても、少なくても5.6人は出るのでしょうが、スター格から出ると+2.3人になる可能性も否定できなかったりして…とはいえ、卒業は悲しいことではありませんし、今の充実した宙組での次回作を楽しみに待ちたいと思います。

 

3.新宙組副組長

5/8時点でまだ発表のない次期副組長。夢千鳥の配信であおいさんの挨拶も終わり…(サプライズ発表があるかと思いましたがさすがにありませんでしたね)

私はきゃのんさんがアナスタシアでエトワールをしたのは副組長になるからだと思っていたのですが、逆にこれで卒業前にやり残したことがなくなった…と考えることもできるようで。

もしそうなら副組長はまだわからないなぁと思います。組発足から20年以上が経過し、生え抜きから出したいならまっぷーさんかも。れいかさんの可能性もあると思いますが、いずれにせよさすがにその2択かと。実質3択ですね。

さすがに空位にはしないと踏んで、明日明後日で集合するはず。恐ろしくもありますが、楽しみに待ちたいと思います。

 

では。

次こそ本編に戻り組替えと月・雪(・花)新体制について見ていければと!笑

人事考察 2021番外編

こんにちは。

ダルレークも千秋楽を迎えたというのに、月組次期トップコンビも発表されていないわけですが、宙組体制について(割とぶっ飛んだ)検討がついたので、その辺と月雪宙メインの組替えについて書いておきたいと思います。

 

1.真風さんの今後

少なくとも次作(ホームズ/デリシュー)での退団はないとしても、私は常々ゆりかさんはもっと男役を続けるべきだよなぁと思っていたわけですが、雪月のトップ交代にあわせてキキずんが動きそうにない以上、近いうちに退くような気がするわけで。

そのタイミングで轟さん退団の報。私は知らなかったのですが轟さんは春日野八千代先生の後継者として専科入りしたとか。それなら今度は轟さんの後継者として同郷でもある(これはたまたま)ゆりかさんが異動する可能性もあるのでは?と思ったわけです。それであればキキちゃんを月に動かさなかったことも合点がいきます。轟さんの退団が10/1、宙組本公演の東京千秋楽は9/26…タイミングぴったりではないでしょうか?手札が完全に揃っているキキちゃんが真下にいるため動きがないように見えてしまいますが、これならまかまどをアナスタシアで離すのも合点がいくというか。オリジナル2本立てかつ、トライアングル・インフェルノと銘打ってのまかキキ最後の合作になるならそれも悪くないだろうと思いました。

 

2.宙組の今後

9/27付でキキちゃんがトップになるとして。これなら咲キキがともに通常任期だった場合は半年以内の差になるので、朝美桜木がそのまま自組で上がっても体裁は保たれることになりそうです。

夢千鳥は組替えの前兆だと思っているので、大方の予想通りそらくんは雪組3番手へ異動ではないかと思います。そうすれば自動的にキキずんもえこの番手体制で宙組は整理完了といったところでしょうか。

 

3.雪組新体制

そらくんが次作に出る以上お披露目には間に合わないわけですが、ゆりかさんと共に9/27付で組替えして別箱合流は可能でしょうか…さききわ一発目が2本立てなので2番手どうするんだという話ですが、ひとまず綾諏訪彩海あたり(+別格上級生)をいい感じに使っておいても、上級生かつバウ主演をしているそらくんが上に降ることは可能なのでそこまで気にしなくてよいかと思います。

雪は今回ごっそり抜けるのでさききわお披露目であまり欠員が出ないことを祈ります。あみちゃんは組替えするとしても新公最終学年の22年度か、もしくはあがたがいなくなるので最終学年で主演してからの異動でも遅くないかなぁと考えています。

 

3.月組新体制

こちらはまだたまさくと一緒に退団する人どころか次期トップすら発表されていないわけですが…ゆりさんはともかくちなつさんはご卒業かなと踏んでいるのでその前提のもとにお話します。

れいこさんトップは確定でしょうから、2番手にありちゃんを付けるかと。ありちゃんは組替えせずこのまま月で上がって問題ないと思いますし、研10の夏に2番手は遅いくらいです。ありちゃんが2番手に上がってくれないともえこさんを3番手にしづらいというのもあります(笑)

悩ましいのは3番手で、花が柚香永久輝になるとしてもまいてぃーが退団しない以上ほのかちゃんを3番手にできない段階でおだちんを上げるのは無理かなぁと。そもそも96-99で番手つけられる人が少ないですよね…その点星組は安定している(むしろ飽和気味?)方ですが、あいせおの処遇が微妙な以上組替えさせないかなと思います。夢奈蓮英と新公主演者はいますが、おだちんの上に一時的にでも置くのは厳しいような気がします。ちなつさんがまだいてくれるのであれば、ありちゃんが追い抜いて3番手やってもらえればいいのですが…そんなわけにもいかないだろうと。

 

4.組替え考

9/27付

宙→専科:真風

宙→雪:和希

時期未定

雪→花:彩海(花が足りてない?+願望)

※鷹翔:アンバサダー外だが宙が足りなくなる

この案だと宙組急に男役頭数が減ってしまうのであまり動かせないという…102の2人は真上がアンバサダーなのもあり、それ次第では動くかなと思います。25年って結構先。だからこそこってぃ…となるわけですが、現状主演者はこってぃとアンバサダーであるひなこちゃんしかいないわけで…21年度に2回できたとして片方はこってぃでしょうから、きょろちゃんに振るのはまだ少し先でしょうし…

 

収まりつかなくなってきたのでこの辺りにしておきます。杞憂に終わればいいなという予想も多いかとは思いますが。

私はずんちゃんの舞台化粧が音月桂さんに似ているように感じることもあり雪で上がってほしかったんですがそうは問屋が卸さないようなので。バックアップで仲良しのれいかさん連れていけばいいじゃないと考えたりもしましたが、そんなことすると宙組がスカスカになっちゃいますかね…ただいずれにしても男役現体制はホームズが最後なのかなと思うので目に焼き付けようと思います。

 

ではまた。

次は月組だけでなく組替え諸々も出ていることを祈ります。笑

タカラヅカ版PLAYZONEドリームキャスト

少年隊初演のPLAY ZONEですが、2015年頭、「★さよなら!〜青山劇場★PLAYZONE 30YEARS★1232公演」をもって青山劇場での公演を終了しました。

主演の今井翼のジャニーズ退所のほか、参加していたJr.も多くは残っておらず再演の見込みは薄い…ただタカラヅカにハマり様々なショーやバウ作品(New WaveやSinging Workshop等)を見る中で、宝塚でプレゾン見たいな…と強く思ったので。

 

※すべて妄想と願望です(当然)

 

プレゾンは女性ダンサーなしでやっているので、今回は学年や組をこえて男役のみの選抜でいきます。この曲やってほしい、ジャニーズ(Jr.)にいてほしい、歌とダンスが見たい…という私個人のイメージから想像しました。笑

 

※長い歴史のあるプレゾンですが、私が見ていたのは最後の数年なので、そのあたりの出演者・曲がベースになっています

 

今井翼枠(1):所謂主役

▶︎彩凪 翔(雪92)

地味に1番難しい選出…なぜなら私が好きになる人は大抵真ん中の人ではないから。つばーさも自分だけが輝く!というよりみんなとともに輝く人だったし…結局ショースターとはというところから。まいてぃーとかなり悩んだ。ダブルキャストでもいい(主役がダブルキャストて)

 

中山優馬枠(1):若手キラキラ系スター

▶︎永久輝せあ(雪→花97)

ここも悩んだ。若手とキラキラどちらを優先するのか…結局踊れる王道でひとこさん。ほかにあいつがいるだろとお思いかもしれませんが、私が好きな人を詰め込む回なので(知らんがな)

 

・屋良朝幸枠(1):屋台骨の実力者

▶︎凛城きら(雪→宙92)

ここも難しい、もはや組長ではともいえるポジション。ただシンプルにお顔もよくて3拍子揃ってるというところと贔屓目で。笑

 

・ふぉ〜ゆ〜枠(4):よんこいちベテラン枠

▶︎真那 春人(雪92)、真地 佑果(雪96)、蓮つかさ(月97)、綺城ひか理(花→星97)

やっぱりここは上級生を。ちゃんと先輩に見えて何でもできる上級生からセレクト(笑)あかさんは若いんですけどね…まあ背があるとどうしても大人っぽく落ち着いて見える。

 

They武道枠(3):揺るがない安定感

▶︎橘 幸(雪96)、秋奈るい(宙97)、綾 凰華(星→雪98)

ここは私が推していたグループなのでかなり力が入っています…好きな人詰め込んでる。でも身長的には小さい2人とそのおかげで背が高く見える人のトリオなのでいい感じになったのでは?と満足。まあ実際ここ3人はそれほど身長変わらないけど(笑)メッセージ回してくれたたっちーと、ゆるふわのたこパ?のくだりでお名前出してくれたあやなちゃん。

 

・"MAD"枠(2):職人技とブレぬ華

▶︎舞月なぎさ(花94)、飛龍つかさ(花98)

ここ結構上手くいったと喜んでる。いけこたのイメージに割とぴったり。お年も学年ほどは離れていない…?と思ってる(すみれコード)

 

Travis Japan枠(9):若手有望株

▶︎縣 千(雪101)、天飛 華音(星102)、彩海せら(雪102)、天華えま(星98)、真名瀬みら(宙101)、和希そら(宙96)、英かおと(月99)、諏訪さき(雪99)、朱紫 令真(星100)

若手9人って結構難しい…まずどこからが若手なのかという。思いついた順番に書いてるのでいろいろお察しください(笑)ショーの姿が好きだなぁという人たち。

 

21人なんて足りない。あんなに素晴らしいスターさんたくさんいるのに…!笑

内訳としては、花3・月2・雪8・星4・宙4、92:3/94:1/96:3/97:4/98:3/99:2/100:1/101:2/102:2でした。応援してるけどプレゾンぽくはないなぁとなったのはもえこさんとゆーなみくんですかね。まあほんとにこんなメンツでやられたら私の目は42個あっても足りないので(それはさすがに足りる)

NW宙での星屑のスパンコールはしびれましたが、ジャニーズ曲だけでなく、Dream Onの涙のリクエストやNZMのあゝ無情など、歌劇外部の楽曲を歌うジェンヌさんを見られると、物珍しさも相まってドキドキします。

 

以上、妄想劇場でした!笑

 

ではまた。