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Bleeding Heart

好きなことを好きなときに好きなように

M-1グランプリ2019準決勝総括

あまりに納得いかないことが多すぎるので書きます。

こんなこと書いてる場合じゃないんだけれど。

このモヤモヤを少しでも発散させればなあと、あとは来年のためにも書き残しておきます。

あくまでもお笑いにハマりたての何の才能もない凡人大学生の意見なので悪しからず。

 

12/4(水) 17時開演 M-1グランプリ2019 準決勝 @NEW PIER HALL

※ディレイビューイング 19時開演 ノーカット時差放送 @全国の映画館

私は5限後、川崎の映画館で観ました。会場は6000円、LVが3000円。ぼったくりじゃねーかという感じだけどそこは全く異論なし。安すぎる。来年もやってほしい。

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たまたま、11/23の漫才劇場と12/1のルミネ/∞ホールで初めて見た人たちがたくさん出てて、自分の中である程度のイメージ・比較対象をもって見られたのはよかった。

 

以下出場順に記します。

 

劇場ウケと中継先の会場ウケの印象と個人的な感想、総評は左に◎○△●(※)でつけておきます。私の感覚だからわかりづらいとは思うけど。。

(※)

◎大好きor決勝確実or大ウケ

○好きor決勝行くかもor普通にウケてた

△普通or決勝厳しそうorややウケ

●あまり好きじゃないorほかの人に準決勝来てほしかったorそんなにウケてない

 

Aグループ(ワイルドカード含め計6組、全組落選)

○金属バット:ワイルドカードでEXITほか有力勢を抑え圧倒的な支持で復活

29期で堺出身ってことしか知らなかったけど、友保さんが見かけよりやばい人じゃなくてシンプルに面白かった。ナイストップバッター。敗者復活は出られないからストレートで選ばれてほしかったな。。

△ダイタク:兄ダイ(赤ネクタイ・ボケ)、弟タク(黄ネクタイ・ツッコミ)の双子コンビ

1日∞ホールで初見。が、2ステとも違うネタ。ほかのコンビは準決勝ネタしかやってなかったので温存してたのか自信があったのか。双子コンビだし双子ネタだったから、それなら私も吉田たちに行ってほしかったなあと思ってしまった。好みの問題だけどね。

○くらげ:ゆったりした雰囲気そのままのほのぼの漫才

こちらも∞ホールで初見。そしてこちらも2ステしたがどちらもこの準決勝ネタ。仕上がってたし面白かったけど3日で若干修正されてた。間の取り方も結構好きで本気で決勝あると思ったから残念。ほかのネタ知らないからまた劇場行こう。

東京ホテイソングレープカンパニー。昨日が完全に初見

芸風はもちろんほかのネタも知らないから何とも言えないけど勢い重視型なのかなと。ただ私も笑ったし会場は結構受けてるぽかったから悲惨ではなかったかな。まあでもほかに準決勝出してあげたいって思うコンビはいる、。

セルライトスパ:何かと有名な大須賀さんと結構かっこいい肥後さん(適当か)

ネタは23日マンゲキが初見。3ステとも出てて全部準決勝ネタ。こちらも修正入ってたけど、個人的にはしないほうがいい修正だと思ってしまった。ジャニーズの話題で退所組出さないほうが私は好きだったな(いのっちが草彅くんになってた)。ネタは好き。

マヂカルラブリー:ヲタクとキン肉マン(たぶん)(見た目オンリー)

ルミネの企画ものでざっくり見たことはあるけど、寄席では見てないから初見のネタ。野田さんのトンチキ具合が面白いのと最後のオチが秀逸だなと思ったけど、一度決勝進出してることもあってハードル上がっちゃってたのかなと。

Aは例年1組通過なのにまさかの全落ち。よさげなとこいっぱいあっただけに惜しい。

 

Bグループ(計7組、3組決勝進出)

すゑひろがりず:小鼓と着物でタイムスリップの伝統芸能漫才

1日のルミネでたまたま見て、芸風が大好きだなあと調べてたら準決勝進出してて、ああいう芸風だしまさかと思ったらほんとにいってしまってびっくり。結局見たのは準決勝ネタだったけど、イッキのコール死ぬほど面白いから決勝楽しみにしててほしい。

●ラランド:アマチュアから大躍進の男女コンビ

こんなにお笑いできるんだったら、ほかに働いてなくて面白くないプロよりアマチュアの方がよほどすごいんじゃないかと。決勝いったらいったで話題性があったなとは思うけど、準決勝までアマを引っ張るべきなのか…。

●錦鯉:SMA、結成15年以内には見えない貫禄

ボケの人は50代らしいから、今の26期さんたちの歳のころに組んだってことだよね…そう思うと20歳そこそこで運命の相方見つけてるのって尊いなぁ…って話が脱線したけど、ネタ内容がちょっと怖すぎたかなあと。

ロングコートダディ:一見くせ者、ネタを見てもくせ者(下手くそか)

こちらも存在は知ってて、ネタは23日が初見。2ステで両方準決勝ネタ。突っ込まず2人だけの世界に入るのが芸風なのかあのネタ限定かはわかんないけど、私は結構好き。ウケは弱かったけど。まだまだ若いしほかのネタも見てみたいな。

からし蓮根:ありとあらゆる先輩芸人絶賛のひのくに王道漫才

23日に1回見ただけのがやはり勝負ネタだった。ボケの伊織さんが存在も言動も奇天烈すぎて面白くないわけがない。小島くんに似てるよ(@ジャニヲタ各位)青空さんも上手だし。若手で絶対行くのがここっていう相場だったけど裏切らないのはさすが。

○ニューヨーク:いつか炎上しそうな東京所属の若手?中堅?謎ポジション

存在は知ってたけどネタは1日に初めて見たかな。2ステとも準決勝勝負ネタ。おそらく決勝1本目もこれ。2本目があるとは思えない。修正は見られたからすごいなあと思ったけどまさか通るとは。ただ会場ウケはとてもよかった。生配信注意してほしい。

○トム・ブラウン:ケイダッシュステージ、唯一無二の芸風で2年連続決勝進出なるか

かの有名なフレーズがどう使われてて、どういう芸風なのかようやくわかった。完成度は高かったしウケもあったから行ってもおかしくなかったけど、やっぱり連続ってなると難しいのかな…同じの出してもダメなんだなと。

レベルがそこまで高くない&中休み的なポジションでみんなにチャンスがあったと思うし、だからこそいろんな意味で意外な通過組が。

Cグループ(計7組、4組決勝進出)

△オズワルド:結成5年目の新星、ツッコミ伊藤の妹は女優伊藤沙莉(びっくり…)

1日∞ホールで初見。2ステともこの勝負ネタ。面白いけどそこまでウケてた印象もなく、決勝にコマを進めたのはあまりにも意外。実は案外ここが1番納得いってないかも。面白かったけどね、

○カミナリ:グレープカンパニー、2年ぶりに帰ってきた元ファイナリスト

さすがの実力・貫禄でブランクを感じさせないカッコよさ。怒涛の伏線回収も見事だったけど、運営側の意見としてすでに有名になってる中堅(?)は敬遠されたか。あとは若干ウケが弱かったがそれも響いたか…。

△四千等身:ワタナベエンターテインメント、第7世代のトップランナー

芸歴4年目で初のトリオとしての決勝進出を狙うものの、ネタとしては少し弱かったのかも。めっちゃ笑ったけど。大舞台でも物怖じしない異なるタイプの強心臓3人は漫才界の財産だと思うので、ここが敗者復活大本命だった(結果発表までは)。

○インディアンス:西のアンタッチャブルにふさわしい実力

田渕さんほんとにザキヤマさんみたいだったなあ…勢いがすごい上に面白いという。準決勝終わった後にこれは行くかもなと思ったらほんとに行った。からし蓮根と並んで最終決戦に残る可能性もあると思う。

囲碁将棋:ラストイヤーで悲願の決勝進出なるか

来月お笑いまつりで初めて生で見られるので、そのときは違うネタ見られるといいな。ウケ弱めだったからほかの子に行ってほしかったなあとも思うけど、元々26組もいてラストイヤーは3組だけだったからそれもあったかな。結局ベテランに厳しいけど。

○ミルクボーイ:前評判上々の西のEXIT()期待に応えるか

23日マンゲキ2ステとは違うものの、中身が変わっただけで形式は同じ。あれが芸風なら1本目も2本目もあのスタイルでいくのか。また1本目にどっちを選ぶのか。個人的にはマンゲキで見た方が好きだけどどうかなあ。

かまいたち:史上初のM-1キングオブコント二冠へラストチャンス

このメンバーの中で本当に残れるのか杞憂だったのが馬鹿みたいにウケてた。何をすれば観客が笑うかわかってやってる。ここ1ヶ月かけてたのが準決勝ネタだったけど、夏からやってたのが2本目なのかどうなのか。準決勝ので最終決戦にいくのも手だとは思う(私は夏ごろのでは結局和牛とミキには勝てないと思ってた)

出番が準々決勝の点数順といわれる中で、有名どころがほとんどDグループに。BCはグループとしてのウケは同じくらいだったのにCは過半数が決勝進出の番狂わせ。

Dグループ(計6組、2組決勝進出)

△ぺこぱ:サンミュージックプロダクション、独特のキャラ付け人気爆発不可避

ホストみたいな出で立ちでどんなネタかと思ったら…まさかのツッコミだしあの独特の芸風は絶対注目されるし今の日本に受け入れられるべき。17年KOCのにゃんこスターみたくかき回す可能性も。

◎ミキ:優勝候補筆頭、中川家以来の兄弟漫才師によるM-1制覇へ

これは出順が悪かったか観客との相性が悪かったかはたまた本人たちに力が入ってたか…ネタは通れるだけのものだしほかの会場だともっとばかウケしてただけに悔しい。DNAからして才能があるのは間違いないから、いつか絶対取ってほしい。伝説に残る漫才師になるはず。

アインシュタイン:人気沸騰、勢いに乗る

あんだけウケてネタも面白くて波に乗ってるのに落とすなんて運営は何を考えてるんだろう。売れるにしたがってどんどん漫才が上手になっていってるのに、ここぞというタイミングだったのに。ここも万が一落ちたら敗者復活枠だと思ってたのにこんなことになるとは…。

天竺鼠:ついにラストイヤー、その名を全国区へ!

つかみが絶妙で、あれを本番はどうするんだろうとか考えてたのにまさかの。好き嫌い分かれるだろうけど、10組ならラストイヤーが2組いたっていいじゃない。昨年なんて3組もいたのに。ここも敗者復活期待組だったのになんでどこもストレートで決勝行けてないんだ…。

○見取り図:あたおかの名付け親、2年連続の決勝なるか

会場はたしかにウケていた。が、あとの4組を抑えて決勝に行けた決め手が聞きたい。面白かったし私は好きだしほかのグループとはレベルも違うと思うけど!でも、このハイレベルな6組から若手2組が選ばれたのはただ世代交代を図りたいだけなのかよほど審査員にハマったのか、。もちろん嬉しいが。

○和牛:優勝大本命、5年連続の決勝進出へ

完全にチョイスミス。劇場で見てきた中で1番ウケてなかったかもしれない…。かまいたちも準々までは抜いてやってるから温存も大事だけど、完全に作戦ミス。もったいない。敗者復活出るのすらもったいないくらい。通るなら優勝以外許されないよね…二度と同じミスしてほしくない、。

ウケてた組ですら通ってないのが1 番の謎。例年最終Dグループは半分しか残ってないのにこれだけの実力者を集めた挙句2組しか通さないのはかなりの暴挙。

 

ちなみに準決勝後の私の予想がこれ

結局4/9しか当たらなかったけどね…すゑひろがりず書いてたから5/9か?(笑)

 

決勝進出を決めた9組のうち、

吉本8:サンミュージック1で他事務所が多かった(7/26)割には吉本率高め。

出身(上京前の所属含)は、大阪5:東京4で東京かなり多い印象。今年は3回戦・準々決勝の時点で関西組はかなり苦戦を強いられてたから、運営の意向もあるかも。

 

ミキはあれで十分決勝行けたと思うけど、和牛は何回でも言うけどチョイスミス。この何ヵ月かM-1用と見受けられたネタは面白かったからほんとにもったいない。アインシュタインもあんなにウケたし面白かったうえに今年行かなくてどうするって感じなのに腑に落ちない。いつもより肩に力入ってたとは思うけど。

ここからは私個人の勝手な希望。若手組は今年(あるいは昨年から)練った勝負ネタで勝ち上がったと思う(そうじゃなかったらもう売れてる)けど、やっぱりコンスタントに面白い漫才を作り続けられる体力のある人に優勝してほしくて。一発屋だとか面白くないとは思わないけど、今漫才の日本一を決めるのに和牛とミキがいないのは圧倒的な役者不足。若い子を使いたいんだったらかまいたち・見取り図とチェンジでもよかったくらい(注:この2組が私の最推しです、それでもそう思うほどあの2組は漫才の申し子)。例え方わかんないけど、昨日Twitterで言ったみたいに「今年のJr.大賞の10位以内になにわが入らない」とか、「グランプリファイナル(ひいては全日本選手権)に羽生・宇野双方とも出ない」とか、「オールスターに坂本も森(両リーグMVP)も選出されない」とか。とにかくありえないことが起きたって感じ。

 

M-1まではつづくと思ってたお笑い熱が、M-1決勝を前に急速に冷えて…はいかず、たぶん芸人さんの推しが増えていくと思います()

 

こうなったら優勝はラストイヤー・史上初の二冠になるかまいたちか、西の大エース・先輩芸人こぞって絶賛のからし蓮根でお願いしたい…史上最大の激戦を勝ち抜いた敗者復活組でもいいよもう(和牛ミキが筆頭、あとはアインシュタイン天竺鼠、四千等身あたりにきてほしいけどどうだろう)

 

決勝までに私の今の推しをちゃんとまとめる予定ですのでよければぜひ。

決勝行ったの2組(3組)しかいないけど()

 

ではでは。